ただいま読書中📚 『日本国紀』・百田尚樹

2018年11月

本来、日本史は私たちは何ものなのか、私たちの国はどういう国なのか、その本質を知るうえでとても重要なものであるはずなのに、日本の歴史教育はなぜか本質からずれた内容を学ばされていた感じがずっとしていました。日本を離れ、アメリカでの生活で生まれて初めて私は「日本人」であることを突き付けられ、「日本人」であること、そして日本という国について考えざるを得なくなりました。日本を遠くから客観的に眺めてみると、実にいろんなことに気づかされたものです。

日本を離れなくても、この本を読めば、見えなかった日本の本質が見えてくると思います。もちろん、大切な局面では、たとえば私たちの国の政治や外交など、問題を解決できないどうしようもないところも多々ありますが、戦後70年以上が経過し、新しい時代にシフトしているいま、私たちは何ものなのか知ることによって、未来の道が見えてくるのではないかと思います。

『日本国紀』
百田尚樹 著

今まで私たちは私たちの国や歴史を思い思いに語ることは憚れました。この本について様々な意見が飛び交っていますが、実はそれはすごいことであり、百田さんの本はまさしく、革命的な一冊に違いありません。なぜなら私たちが考えている以上に世界は刻々と変化し、パワーバランスの激変、アンダーグランドが及ぼす影響など計り知れません。今まで通りでは通用しなくなってきているのです。そんな不可解な世界、未来を私たち日本はどう乗り切っていくのでしょうか。今、私たちは変革を余儀なくされ、そのきっかけを百田さんの本は知らしめてくれていると思います。

他の方のご意見をご覧になりたい方はぜひこちらをご覧ください。

カスタマーレビュー

更新日:

Copyright© NEOKUUNEA(ネオクーネア) , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.